場活コラム

インターン生 場活体験記(5)

[2014/05/29]

奥君ルポタージュ

 

今日は大学での場活。
場活が初めて大学で行われるという、記念すべき日だ。

 

ボクは、第一希望の大学に行けず、大学名をすごく意識していた時期がある。

「旧帝大、早慶上智、関関同立、MARCHなど」
自分が意識しているからかもしれないが、
学歴を意識している学生と話をすると必ずと言って良いほど、

上記のフィルターのような縛りをこちら側が話すような話し方をされた。

 

口には出されないが、大学名を述べた途端に態度が変わり、
ある時には、ボクは鼻で笑われた挙句、
最悪の場合には、相手にされなかったときだってある。

 

そんなボクは、上記にあげた学歴縛りに名前が入っていない大学に通っていた。
それでも自分を変えたいからと、1年生の頃から1人でいろんなところへ出かけていた。

 

海外55ヶ国を訪れたことも、場活堂でインターンをやらせていただきたいと思ったのも、
この「自分を変えたい。」という気持ちが大きかったからで、心のエンジンの1つ(原動力)でもある。

 

そうやって、一歩前に踏み出して
様々な場所を訪れる度に、多くの気づきや、沢山の人たちと出会うチャンスを得た。

 

経験上、若い人ほどそうであったが、学歴を重視している人と話しをするのが苦しくてたまらなかった。
就職活動の時も、大学名でひとつに縛られる上記のフィルターのようなものに
抵抗感がものすごくあったのも事実だ。

 

 

ある日、そんな悩みや葛藤を場活師の方々にぶつけたとき
有無を言わせぬ速さで、こう返されたことが、今も心の中に強く残っている。

「日本人は、学歴や資格などそういった目に見えるものに自分の存在価値を見いだして不安を払拭しようとしているだけで、学歴や肩書きなどといったものは、バックパッカーと一緒で重い荷物になるだけだよ。

逆に荷物がない方が身軽で色んな人に聞けるから、そっちの方がワクワクどきどきするよね。
人生、ワンピースみたいな感じ。」

 

このとき、わずかな時間しかお話しできなかったが、
深く納得して心が軽くなり、
就活も含め、今まで失敗続きだった自分の人生を大きく肯定できたことを覚えている。

 

場活には、そんな自分を肯定できる要素もふんだんに含まれている。
だから、場活を早くから学ぶことのできる大学生のことが羨ましくてたまらなかった。

 

 

前振りが長くなったが、“初”の大学での場活は、「新入生スタートアップセミナー」と題して、
高校を卒業したばかりの新一年生に対して行われることになった。

大学の先生と事務室で挨拶をしたあとに、教室に場所を移してから「大学初」の場活セミナーの火ぶたが切られた。

ボクは、ただ聴講するだけでなく、
耳が不自由な学生の横で、ノートテイクをしたり、体感ワークなどを一緒にする役割を担った。

「こんにちは!」

 

泉さんの元気な挨拶に対して、
大学に通い始めて、まだ1ヶ月足らずの新1年生たちからは、
ボソボソとまとまりのない小さな声でポツポツと挨拶が返ってきた。

 

このとき、泉さんの眉間にシワが寄って瞳の奥に炎が宿ったことを感じた。

そこから参加型の体感ワークを中心に話しが進められていった。

 

いままでのセミナーでは、全く聞いたことがない「界王拳」という
漫画に出てくる言葉を駆使して、若者でもわかりやすく熱く説明していたのが印象的であった。

それでも雑談をしている学生が多く自分でなにかを得ようとしているのではなく、

与えられて聞いているという感じも強かった。

 

「こんなに素敵な話を、なんでもっと真剣に聞かないのだろう。」

 

自分にとって大きな存在だった場活の魅力が伝わらっていない雰囲気などからくるもどかしさや悔しさから、
セミナーの最中でも、この文章が頭の中をぐるぐると駆け巡った。

 

ボクは、一生懸命盲者の学生と意思疎通を図っていたのと、
泉さんの言葉を一語一句逃さないようにと意識していたので、
あっという間に話しが終わってしまったが、

肝心の学生はというと、講義の終了を知らせるチャイムが鳴ったことに対する喜びが強かったようにも映った。

 

 はじめて、インターンで「悔しい」という感情が芽生えた。

それでも、終わってからボクがプロジェクターのケーブルなどをしまって
泉さんがマイクなどを片付けていると、泉さんのところへ数名の学生が声をかけてきた。

「思っていたけど表現できなかったことが、文章化されていて、感動しました!」

「高校のときに尊敬していた生徒会長の友達が言っていることを、もっともっと詳しく説明してくれていて面白かったです。」

 

多くはなかったが、反響の声は様々で言葉はないものの、
学生へも丁寧に対応する泉さんの後ろ姿に、大きな学びを感じた。

 

帰り道に2人で歩いていると、泉さんから

「問いかけをして、あとは『人生において何を選択するか学生次第』。」

と放った、さりげない一言が人生という道の半ばで悩んでいたボクの心に強く響いた。

 

「場活の魅力にみんなが気付くといいな。」

 

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