経営者と現場と場活師の「三位一体」による風土革新のプロジェクト 「場活」実績紹介

若手メンバーを中心とした活性化プロジェクトチームが発足

――活性化プログラム導入後は、実際にどんなことが行われたのでしょうか?

まず「活性化プロジェクト」の推進役となる若手社員13名を私が選出し、彼らを対象に3回の集合研修を場活堂さんに行っていただきました。また若手のプロジェクトメンバーを支援してもらうために、マネジャー以上の役職者にも集合研修やランチミーティングに時々参加してもらいました。
集合研修が終わった後は、プロジェクトメンバーが発案した社内活性化のための取り組みを各部署で展開したり、創業以来初となる社員総会の実施に向けてプロジェクトメンバーたちがイベントの企画を考えて準備したり、カラフルカンパニー社員を紹介する冊子を作ったり、映像を作ったりしました。
それと並行して、集合研修で学んだことを仕事の中にも取り入れ、実践する機会を私の方で作っていきました。全体で約1年弱のプロジェクトでしたね。

――プロジェクトに参加されたメンバーは、最初どんな様子でしたか?

ほとんどは(何が始まるのかなぁ?)という感じでしたね。
初回の集合研修の時に、これからプロジェクトで取り組むことやスケジュール表などをメンバーに渡していましたが、(こんなこと私にできるんでしょうか…)と不安そうにしているのが3割ほどいましたし、中には(なんでこんなことやらなきゃいけないの?)と内心思っている人もいたのではないかと思います。

静かに、しかし確実に起こっていた変化

――活性化プロジェクトによって社内が変わったと感じたのはいつ、どんな場面でしたか?

活性化プロジェクトがスタートしてから3カ月ほどたった頃、プロジェクトメンバーと一緒に平村というところに行って囲炉裏を囲みながらいろいろなことを語り合う機会がありました。
その時「今の事業をこんな風にしていきたい」「自社ビルを建てたい」「海外にも支店を出したい」など、会社や仕事に対する思いがプロジェクトメンバーから次々と語られたんですが、それを見ていてふと(みんなカラフルカンパニーや我々がやっている事業のことを「自分ごと」として捉え始めているんだな…)と思ったのが、最初に気づいた変化かもしれません。

他にも象徴的な出来事が2つありました。

1つめは「ありがとう大賞」の授賞式です。社内活性化のために従業員がお互いを称賛する仕組みを作ろうということから、「ありがとう大賞」を設定したんです。その投票結果を本社の忘年会で発表・表彰するための段取りを活性化プロジェクトのメンバーがやってくれました。第一回の大賞に選ばれたのは本社の庶務の女性なんですが、ムービーあり、感謝の言葉ありで、本人はすごく感激していましたし、投票した人たちもとても喜んでいました。縁あって同じ会社に働くことになった人同士が互いの存在を認め合い、これまでになかった「人との強い関わり合い」を体感できるイベントになっていて、(うちの会社、いい方向に変わってきてるな)と思いましたね。

象徴的な出来事の2つめは、とても控え目だった女性社員が「ランチ部」というのを作ったことです。彼女は活性化プロジェクトのメンバーでもなかったし、私の印象では、どちらかというと自発的に組織に関わろうとはしないタイプの人だったのですが、ある時(社内活性化のために自分がやれることは何だろう?)と考えて、色んなランチを一緒に楽しむことで部門を超えて情報共有の場としたいということで「ランチ部」を立ち上げてくれたんです。これは僕の中では結構嬉しい出来事でした。大きな活動じゃないんですけど、プロジェクトメンバーでなかった社員に内的変化が起きて、それが行動に表れたわけですよね。カラフルカンパニー社員の仕事や組織に対する心の持ち方、「あり方」がいよいよ変わってきたんだなぁということを実感した出来事でした。

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